ゆいの思うこと

小さい頃から変な子、不思議な子と言われ続けて早21年。そんな変な子が世の中について語ります。

ゆいの性格ep.2 声に特徴があるやつ出てこいやー!

の続きです。
 
 
 
 
 
 
はい、私です。
 
 
私はいつからこんな声になったのか、こんな喋り方になったのかは、わかりませんが、本当によく小倉優子さんの声、喋り方にそっくりだと言われ続けてます。私は、初めてそれを言われたときショックでなりませんでした。「ゆいはあんなにぶりっ子に見えるのか」「ゆいはあんなに変な声なのか」と。当時は小倉優子さんに失礼極まりない言葉の数々を並べていました。…すみませんでした。


この声で生まれてきたのを後悔したのは、数々のことを先生や友だちに言われてきたからでした。


小学生のときは、先生に「もっとはっきり喋りなさい」。
中学生のときは、先生に「ピーチクパーチク鳥みてぇ」。友だちには「それ地声?」「その声やめといた方が良いよ、友だち減るよ」。私は、中学生のとき、放送委員会に所属していたので、お昼になると教室から出て、放送室に行きます。放送室から放送する私の声は校内中に響いていたのですが、私が喋っている間、ずっとクラス中で、ずっと笑われていたそうです。もちろん教室に戻ると、クラスの皆はこっちを見て、クスクスと笑ったり、大きな声で私の喋る真似をしています。
そして高校生のときは、「地声出してみて」。「女の前では声変えなくていいから」。


私はこの経験から、何度も喉を潰したり、首を絞めたりして、どうにか声が低くならないか、どうにかして一生声の出さなくて良い方法はないかを考えました。一時、人前で喋らなくなったこともありました。思い詰めたときは、当時とあるテレビドラマで、喉にフォークを突き刺すシーンを見て、私も真似しようとしたことがあります。しかし、幸いながら私は家族には恵まれていたので、いつも私の支えは家族であり、このときも、家族に支えられました。


大学生になっても、どうせまた声のことで言われるんだろうな、と思いながら、授業で発言をしたり、グループワークをしていると今度は「可愛い声」「羨ましい」と言われました。はじめ、私は、馬鹿にされているんだと思っていたのですが、そんなことは、ありませんでした。次から次へと友だちが寄ってくるんです。びっくりしました。生まれて初めて自分の声に自信が持てた瞬間でした。


それからは声に悩まされることなく、むしろ長所になったくらい、人生が一転しました。


もしも、自分の周りに「いつもぶりっ子っぽい子がいる」「変な声の子がいる」と思っている人は、その子を丸ごと受け入れてあげて欲しいです。本当のぶりっ子なら、いつか絶対に、一瞬低い声が出たり、ボロが出たりします。ずっと変な声のままだったら、その子の地声はそれだけなんです。もっと認めて、受け入れてあげてください。

そして今自分の声に悩んでいる人がいるなら、その声のままでいいんです。個性的な声で何がいけないんですか?長所になりますよ?私と同じ仲間です!無理に声を変えなくて良いんです。本物のぶりっ子になっちゃいますよ!笑











〜続く〜